お買い物は投票だ、という言葉を耳にしたことはありませんか?
私たちは日々、お金という票を企業へ投じています。
営利組織は利益を求めて活動するもの。
つまり、消費者が求めるもの(投票が多くなるもの)を販売します。
例えばもし人々が、「柔らかい子牛肉を食べたい」と願えば、企業は生まれたばかりの子牛を母牛からすぐに引き離し、 柔らかい肉が取れるように運動をさせず、狭い小屋に閉じ込めたまま、時期を見て出荷することを農家へ要求するでしょう。
例えばもし人々が、「鶏肉を手頃な価格で購入したい」と願えば、企業は16週間で1kgほどに育つはずの鶏を品種改良し、 短期間で多くの肉が取れるように8週間で4kgに育つ鶏を作り上げるでしょう。
例えばもし人々が、「水族館でかわいいイルカのショーを見たい」と願えば、 漁師たちは若く美しい野生のメスイルカを海から拉致し、群れていた家族イルカたちを殺して、水族館は捉えたイルカを塩素の効いたプールに閉じ込めて芸を仕込むでしょう。
これらはすべて、現実で起こっていることです。
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知れば知るほど「非人道的」と言わざるを得ない動物たちへの仕打ち。
行う企業や組織だけが悪でしょうか?
私たち消費者が、暗にその行いを求めているのではないでしょうか。
買い物をする。それが私たち個々人にできる社会への投票です。
倫理的な選択、倫理的なお買い物をするように意識してみませんか?
Voto Eticoでは、みなさまがより簡単に、より効率的にヴィーガン(脱動物搾取)というライフスタイルを選択できるように、 肉の代替品や乳製品の代替品、動物実験の行われていない化粧品など様々な商品をご紹介しています。
ぜひ、あなたの生活の一部に取り入れてみてください。